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AI研究組織「AI Lab」が東京工業大学と産学連携!奥村教授、高村准教授と共に チャットボットサービスにおける発話のキャラクター変換技術の共同研究を開始

hiroko By hiroko

インタビュー プレスリリース

こんにちは、技術広報の田爪です。 本日はプレスリリースのお知らせです。

 

これまで、AILabでは5つの大学と産学連携を進めてきましたが、
今回新たに東京工業大学との産学連携を開始いたしました!

「発話のキャラクター変換技術」の共同研究を行います。

「発話のキャラクタ変換技術」の研究とは
この研究を進めていくことで、
様々なキャラクターを持ったチャットボットの作成が容易になり、
企業のブランドキャラクターやユーザーの属性(性別や方言など)に合わせたチャットボットを
生み出して対話することが可能になります。

たとえば、関西弁の方には関西弁でチャットボットがお返しする、などです。

今回の研究は、アドテクスタジオが提供しているチャットボットプラットフォーム
「AI Messenger
(エーアイメッセンジャー)」の会話エンジンにおけるキャラクター性の付与を
自動化することを目的とし、共同研究をすすめていきます。


東京工業大学 奥村・高村研究室 (自然言語処理研究室)

今回共同研究を行う奥村・高村研究室では、ことば(対話、テキスト)を計算機で処理する技術に関する研究と、
その技術を用いた応用システムの開発を行なっています。

奥村教授は、東京工業大学の科学技術創成研究院教授として、自然言語処理、知的情報提示技術、語学学習支援、
テキスト評価分析、テキストマイニングに関する研究に従事されています。
自然言語処理の本を多数執筆されており、大変活躍されています。

高村准教授は、計算言語学、自然言語処理を専門とし、特に、評判分析、文書要約の研究に注力されており、
有名な著書として「言語処理のための機械学習入門」があります。

 


AI Labメンバーにインタビュー!



今回の産学連携にあたり、東工大と共に共同研究を行うAI Labメンバーにインタビューしてみました!

Q:今回はどのような経緯で東京工業大学との産学連携にいたったのですか?

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田中2016年新卒入社

私は昨年の3月まで東工大 奥村・高村研究室の修士課程に在学しており、
ニュース記事を端的にまとめた要約記事を作成する研究などを行っていました。
4月に新卒でサイバーエージェントに入社しAI Labに配属されてからは、対話システムの応答ロジックに関する提案などを
行ってきました。ユーザの発話の分析を行う中で、キャラクタ性のある対話システムとキャラクタ性のない対話システムでは
ユーザの発話回数や発話内容が大きく異なると気づきました。
大学と連携することで、よりユーザが話しかけてみたいと思える対話システムを実現できるのではと思い、
私が在籍していた奥村・高村研究室との共同研究を執行役員である内藤に提案しました。
その後奥村先生に今回の共同研究の打診をしたところ快諾してくださり、産学連携を行う運びとなりました。


なんと!自ら産学連携を提案!

ゴリゴリと自らチャレンジを提案をしていくことはサイバーエージェントっぽさを感じます。

 

Q:今回の産学連携で期待していること、挑戦したいことは何ですか?

田中:
キャラクター性を持った対話システムの実現によって、ユーザーの心理的な障壁を下げることができ、
対話システムに対してより親しみやすくなると考えています。しかしキャラクター性を持った発話のデータをその都度作成するには人的、時間的コストが非常にかかってしまいます。自動的にキャラクター性を付与する技術を研究開発することで、
コストの削減・ユーザ体験の向上など、より便利で親しみやすい対話システムを実現したいと考えています。


山本さんはいかがでしょうか?

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山本:
複数のチャットボットが意見しながらユーザと対話していくような世界観を目指したいと思っています。
例えば子供服を推薦するときにブランドキャラクターのボットが綿100%であることをアピールし、別のボットキャラクターが
価格がお手頃なことをアピールするといった感じです。このように複数のチャットボットが別の視点で提案したり、
会話を進めていくことでユーザに物事が伝わりやすくなるのではないかと考えています。
キャラ立ちしたチャットボットを共同研究で作っていきたいですね。


-―――

日々たくさんのチャットボットサービスがリリースされ、さらに進化していくなかで
より世のなかに浸透し、ユーザーにとって違和感がなく身近な存在となるような対話エージェントをつくっていきたいという
意気込みを感じました!


アドテクスタジオ、AI Labでは今後も研究開発を加速させるべく産学連携を積極的に行っていく予定です。
ぜひご期待ください