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2019.07.01

事業を成功させるために、ストイックに常に挑戦し続けたい

サイバーエージェントでデジタルマーケティング領域のプロダクト開発をしているアドテクスタジオでは、さまざまなキャリアを持ったメンバーが活躍しています。昨年10月にサイバーエージェントに入社し、現在AIチャットボットを提供するプロダクト「AI Messenger」でコミュニケーションデザイナーとしてチームをリードし、貢献している田島へ、その圧倒的なコミュニケーション能力の秘訣や事業成功に向けて意識していることを聞きました。

 

チャレンジできる環境で
自分にストイックに成長し続けたい

 

サイバーエージェントに来る前はどんな仕事をしていたのですか?

 

”世の中の役に立ちたい”という軸で新卒で化学品の専門商社へ入社し、医薬品の原料を扱う部署で営業として4年半働いてきました。
商社の営業は、提案・契約・納入・売上回収まですべて責任を持つ仕事だったので、ビジネスの大きな流れを体感でき、仕入先と販売先をつなぐ調整能力や、価格・品質・納期の交渉を中心とした折衝能力を身につけることが出来ました。

 

なぜ転職を考えたのですか?

 

働いていた商社は、130年ほど続くいわゆる年功序列の会社で、次のレイヤーになれる可能性があるのは45歳くらいから、10年目の先輩も4年目の自分と同じ仕事をしているような環境でした。
1、2年目は全てが新しい事なので楽しかったのですが、3、4年目になると新しいことに挑戦したいのに任せてもらえない環境にもどかしさを感じるようになって。

10年後も同じ仕事をしている可能性がある環境だということを痛感して、本当にこのままでいいのだろうかと自分の10年後のキャリア像を考えてみたんです。
そのタイミングで、ベンチャー企業で働く同世代と仕事をする機会があり、色んなことを任せてもらい、それが例え身の丈に合わないことだとしてもチャレンジしながら切磋琢磨働いている姿に刺激を受け、結果このままでは嫌だなと思うようになりました。

 

その結果、どのような軸で転職活動を行ったのですか?

 

考えた結果、自分の中で辿り着いた軸が、ベンチャー、ITでした。

元々、”世の中の役に立つ仕事”がしたいという思いが自分の中にあり、
例えば前職だと化学品の原料の商社会社なので、携わったものが色々な商品に変わって身近なところで役に立っている実感が感じることができましたが、どうせチャレンジするのであれば、今までと全く違う業種がいいと思い、世の中の中心になるであろうITに興味を持ちました。
ITが進化すればどんどん生活が便利になると思うのですが、その産業の一部に自分も携わりたいと感じました。

そして、最終的には自分で事業をやりたいという思いが実はあって。
そのためにも、成長のために揉まれたいと思っていて、色んなことにチャレンジできる環境かつ若手でも責任のある立場に抜擢してもらえる環境としてベンチャーに絞って探していました。

 

 

異業種であることに不安はありませんでしたか?

 

なぜか全くなかったです(笑)
前職でもバックグラウンドがないのに薬品の原料や再生医療の営業をしていて、そもそも商社って業種があってないようなものなので、知らない業種に飛び込むことに対しての不安は特になかったですね。

逆に4年間で培った無形の営業経験から、異業種でも対応できる自信がありました。
新しいことを覚えることが好きなので、不安というよりむしろ新しいチャレンジへのわくわく感の方が強かったです。

 

 

信頼を得るためには、まず自分を変えること

 

 

アドテク本部への入社の決め手は何でしょうか?

 

将来事業を自分でやりたいという思いがあるので、そのチャンスがあり、経営層に近い環境で働ける会社で探していました。
アドテク本部は、多くの自社サービスを展開しているので、新規事業の立ち上げに携わることができ、かつ事業責任者になるチャンスも頂ける点にとても魅力的を感じ入社を決めました。

 

現在の仕事内容はどのようなことをしているのですか?

 

現在は、「AI Messenger」というAIチャットボットを提供しているプロダクトで、コミュニケーションデザイナーのチームリーダーとしてチャットボットの設計や、営業として既存クライアントへのフォローアップを行っています。

最近AIというワードをよく耳しますが、AIは万能というイメージが強く、AIをいれたら最初から自動で作業を行ってくれると思っている人も多いです。
実際は違って、まずは”人の手”でAIを学習させる必要があるんですよね。

私が担当しているコミュニケーションデザイナーは簡単に言うと、チャットボットの中身を設計する仕事です。
カスタマーからの質問にどう答えるか、どういう道筋で答えに辿り着くのがベストかなどを考えAIに学習させていきます。
クライアント毎の課題やニーズに沿って設計する必要があり、チャットボットの品質に直結する重要なミッションだと思っています。

 

‐コミュニケーションデザイナーから営業へ

 

コミュニケーションデザイナーとは別に、カスタマーサクセスチームとしてもミッションを持っています。具体的には、主に既存のクライアントのフォローアップを中心に、クライアントとコミュニケーションを取りながら目標達成に向けてコミットしています。

どうすれば事業が延びるのかを日々考えているのですが、コミュニケーションデザイナーとして品質向上の観点から事業拡大のためになにができるのか考えた時に、サービス満足度向上の為に既存クライアントへの対応が重要であると思いました。
そこで、よりクライアントの成功に寄り添う形で目標達成に向けた施策を考えるチームを作りました。今まで以上にクライアントに寄り添うことで、有人対応のオペレーター業務を受注いただけたりと相乗効果を生むことも出来ました。

既存クライアントのフォロー自体は重要であるのは当たり前ですが、設計の知識があることで、クライアントからの要望に対して、実現可能かをすぐ回答することが可能です。
一旦持ち帰る手間がなくなるので、スピード感をもって進めることが出来ますし、機能を理解しているからこそ、違う解決策を即座に提案することが出来るので、そこは営業メンバーと違った強みだと思っています。
このように”自分だから出来ること”を見つけ、強みに変えていきたいですね。

 

 

チームリーダーになったのは、入社してからたった2ヶ月後だったと聞きました。実際の心境はいかがでしたか?

 

もともと責任のある立場になりたいと思っていたので嬉しかったです。
ただ、これまでマネジメント経験がなかったので始めはかなり戸惑いました。
当たり前ですが、年齢・雇用形態・性別も様々ですし、仕事に対する姿勢・考え方も違うメンバーが集まっているのでまとめる難しさがありました。それに加えて知識不足という点でメンバーからの信頼を得るのも大変でしたね。

 

どのように乗り越えたのですか?

 

尊敬できる人でないとメンバーはついてきてくれないと思っています。
その人の人間性が共感を生み、一緒に働きたいと思う、これが理想だなと考えています。
なので、自分が頑張っている姿勢をみせること、1人1人の事を知っていくことが重要だと感じ、知識を深めると同時に、どんなに忙しくてもメンバーの話をちゃんと聞きコミュニケーションを忘れないようにしました。

途中で、チーム強化で沖縄チャットセンターから3名が加わり7名チームになったんです。
東京と沖縄ではどうしても物理的な距離があるので、毎日会えません。
会えないからこそ、コミュニケーションの大事さを感じましたね。
実際沖縄メンバーの事を気にかけていても、伝わらないと意味がない
とにかく自分の想いが伝わるように意識して体制構築を進めました。
例えば、テレビ会議ではメンバーが東京の方が多いので、注意しないとこちらだけで内容が進んでしまう事が必然的に多くなってしまうので、意図的に沖縄メンバーに振ったり、分かりやすく説明したり、とにかく全員で会議を進めるようにしています。
どうしても東京メンバーの方がなにかあるときにエンジニアとすぐ話せる環境で情報格差が生まれやすいので、キャッチアップしやすい体制作りは継続して行っていきたいです。

はじめは全然思っているように出来なくて、自分の能力がないことに驚きました。
まずは自分が変わることで、徐々にメンバーも認めてくれて、チームとして同じ方向を向いている状態を作ることが出来たと思います。
自分のチームだけでなく営業メンバーからも頼ってもらえるようになったのは嬉しかったですね。まだまだ今が完璧な状態ではないですが、メンバーが助けてくれることでうまくまわっているので感謝しかありません。

経験させてもらえたことで、改めて周りのマネージャー陣がどのようにマネジメントしているのか考えるきっかけになりましたし、こういう風にやっているんだと気付くことが出来ました。
サイバーエージェントは、小規模のサービスでもリーダーを置いてマネジメントさせてもらえる環境があるから、身近にお手本となり相談できるマネージャーがたくさんいました。これは商社ではなかった環境。
周りをみて学ぶ事が出来たからこそ自分の答えを見つけられ成し得た事だと思います。

 

 

小規模チームだからこそ感じるおもしろさを教えてください

 

既に形になっているサービスを提供している大企業だと、役割が明確で職種ごとに切り分けられていることが多く、職種関係なく全メンバーと近くで関わることができるのは、新規事業ならではだと思います。
営業、マーケ、設計、エンジニアと様々な職種の方とそれぞれの意見を取り入れ、1つのゴールに向かって事業を作り上げることが出来るのがとても楽しいです。

それぞれ専門性を持っている人たちの集まりなので、お互いが分からないことを補い合うこともできます。特に私のコミュニケーションデザイナーという役割は、営業とエンジニアを繋ぐ立場に近いので、営業サイドが把握できたら良さそうなことに気付き、例えばチャットボットの細かな機能に関する勉強会などの場を設定することで、チーム全体のレベルアップをすぐに行うことができます。
また、エンジニアサイド、ビジネスサイド双方の意見交換を行いながらプロジェクト進められるので、視野を広げることが出来ました。

 

 

最終的に、自分の事業をつくりたい

 

 

今のやりがいを教えてください

 

チャットボットの可能性は色々ありますが、まだそこにたどり着くための技術が到達していないので、伸びしろがまだまだある可能性を秘めているものだと思っています。
それだけビジネスチャンスもあるので、市場も魅力的です。

AIの技術がさらに発展して、さらに良いものが出来上がれば世の中便利に出来る。
それって、”世の中の役に立ちたい”という自分がもともとやりたかったことにフィットしています。
技術的に難しい部分を人の手で補いつつ、AI化させていく難しさもまた面白く、やりがいを感じています。

 

今後の目標やキャリアビジョンを教えてください

 

まずはAI Messengerを大きくして成功させたいですね。
サイバーエージェント全体で見ても、AIという特殊な領域を攻めているから難しさはもちろんありますが、難しいからこそチーム全体で協力しあう事が不可欠だと思ってます。

そのためにもマネジメント力に磨きをかけるのはもちろん、エンジニアと対等に話せるように技術面の知識も増やしていきたいし、経営スキルも身につけることで、顧客のニーズに沿ったサービス開発提供を行えるようになりたい。
いい意味でなんでも屋なのが自分の特徴なんです(笑)
自分にしかできないことをもっと増やして事業貢献していきたいです。

そして最初にも言いましたが、最終的には世の中が便利になるサービス開発に携わりたいという思いがあるので、そのようなサービスを見つけて、事業を作っていきたいです。